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表面が熱くて内が冷たい [冷えと熱]

こちら、体の内が冷え、外に熱がたまっている状態。
(こんな感じ↓ なんか変な絵ですみません)
冷えと熱

ほてりを感じる方で、こうしう状態の人が結構います。
表面に熱がたまっているので体が熱く感じます。

そこで体を冷やすと、
もともと冷えには内に向かう性質があるため、冷えは身体の中に入っていきます。
すると内と外の差がますます大きくなり、ほてり感はより強くなってしまうのです。

また冷え症の方、冷えがどんどん内へ入り込んで、
表面が冷えていて、かつ内がもっともっと冷えているというケースもあります。

こうして長年に渡り内側の冷えのかたまりを成長させ、
まるで氷河みたいになってしまうと大変。

寒い時、身体を温めても、表面は温かく感じるけど芯が冷えたまま。
いくら上から何か着ても履いても、冷たい。
お風呂に入っても、なかなか芯まで温まらない。
冷房にあたると最悪!!

この冷えのかたまり、簡単には解けてくれません。

体の内の氷河のような冷えのかたまりを解かすには、
ここに熱を与えることが必要。
ところが深い所にあるため、なかなか届かないのです。

そんな時、鍼灸治療や気功などが有効。
ツボは身体の奥まで通じているポイントでもあるからです。
お灸をして、身体の奥に熱を入れたり、
鍼を打つことで、気の流れを活発にし、
冷えを動かし、温め、解かしていきます。

また、冷えの強い患者さんのお腹に手をあてていると、
表面はさほど冷たくないけど、
深い所を見てみると、氷のような冷たさを感じます。
ここにエネルギー(気)を送り込むのです。

そして本的に冷えのかたまりを解体するには、時間がかかります
一回お風呂でしっかり温まったからといって、すべて解消するというわけにはいきません。
長年積み重ねてきた冷えのかたまりですから、いたしかたないですよね。


青山鍼灸院HP

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