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汗をかかなくなる理由 [皮膚疾患]

汗は必要に応じてかくものです。
では汗をかかなくなる、かきづらくなるのはどんな状態なのでしょう。

●筋肉量が低下している

運動不足によって筋肉量が低下していると、汗をかきにくくなります。
筋肉量が少ないということは「基礎代謝」が低く、
体温が上がりにくいということです。
体温が上がらなければ体温調節の必要がなくなるのです。


●冷房などで体が冷えている

夏場に冷房の効いた涼しい・寒い室内にいることが多い人は、
体が冷えていると考えられます。
体が冷えていると、熱を外に逃がさないように発汗を抑えるようになります。

また、冷たい飲み物をたくさん飲んだり、アイスを食べていると、
同じように体を冷やすことになります。
冷たい飲み物やアイスで体が冷えれば、汗をかきにくくなります。

本来、人間の体は汗をかいて体温調節を行いますが、
ずっと涼しい・寒い所で過ごしていると、
発汗機能が使われず衰えてしまいます。
すると、暑い所にいるときでも体がうまく反応できず、あまり汗をかかなくなります。


●汗腺が減少している

人間の汗腺の数は、3歳までの間に決まってしまうと考えられています。
この期間にあまり汗をかかないような環境で育つと、
汗腺が少ないまま成長してしまう場合もあります。

また、普段汗をかかないような生活をしていると、
汗腺の働きが衰えてしまいます。
機能する汗腺が減少し、暑いときや運動した後でも汗をかきにくくなります。


●水分を取らない

汗の主な成分は水です。体内の水分が不足していると発汗量も少なくなります。


●加齢による老化

老化に伴い、脱水の傾向が強くなるとともに、
基礎代謝の低下や冷えの症状も現れやすくなります。
また、皮膚の老化により汗腺が萎縮し、総合的に汗の量は減っていきます。


●病気

以下のような病気のため、発汗量が少ない、あるいはまったく汗をかかないという場合もあります。
・無汗症(先天性、特発性)
・甲状腺機能低下症や糖尿病、腎臓病などの代謝異常
・自律神経失調症などの神経疾患
・アトピー性皮膚炎、乾癬などの皮膚病
・膠原病



青山鍼灸院HP

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