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五行論8:顔色 [鍼灸治療・東洋医学]

こんにちは。青山です。

「顔色が悪い」というと、どんな色を思い浮かべますか?
くすんでいる、黒い、または血の気が引いた白さ、、、
そんなイメージが多いでしょうか。

東洋医学では、五行論・五臓六腑とからめて、
顔色を分類しています。

基本は、

五行 五色 五臓
 木  青  肝
 火  赤  心
 土  黄  脾
 金  白  肺
 水  黒  腎

これからみると、顔色が青いと「肝」ということですが、
「肝」は、青白いというより、顔色がくすんでややどす黒い中に青さがある、
という感じです。

青白いのはむしろ「肺」になります。
ベースに血の気が引いたような、弱々しい白があります。

黄は、「脾」すなわち胃腸系。
やや黄土色がかった感じにも見えます。

赤は「心」。
気が上にあがり、顔が赤くなったような感じです。

黒は「腎」。
まさにどす黒い、すすっぽさがあります。

顔色が悪いといっても、どういう色の悪さかで、
どの五臓に変動をきたしているのか、見ていくのです。






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