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【第6回】鍼灸と乳がん治療〜かかりつけ鍼灸師とのがん治療〜 [がんと鍼灸]

【人の不幸は蜜の味】(カテゴリー:人間関係)

やっとの思いで家族への告知が済んだのですが、もうひとつの問題は職場の同僚でした。
これから治療をするとなると、自分がどんな状況になるかわからないので、職場の人にも迷惑をかけるはずだと思い、きちんと伝える必要がありました。
しかし、これが後に何かと自分の中でのモヤモヤする原因に。

まさか気軽に行ったクリニックで絶望的なことを告知されるとは思ってもおらず、検査に行く日「今日、胸の検査をしてくるんだぁ」くらいのことを同僚の何人かに言っていました。当然、翌日「どうだった?」と声をかけられたわけです。
その時にはもう乳がんの疑いがあり、頭の中には絶望しかなく、何かを考える余裕もなく「乳がんらしい」と正直に何人かに報告しました。

その時の反応は今でもありありと思い出せます。
タイプはいくつか。
①「そっか。何かできることがあれば言って」と淡々と受け止めてくれた人
②「嘘でしょ?」と言って私以上に泣く人
③「え。まじで?」と言い、表情はあたかも同情めいた暗い顔を取り繕いながらも目の奥がキラリと光った人
などなど。

②と③の人物たちはのちに信じられない態度をとります。
「女」という生き物は、常に他人と自分を比べて生きているのだと思うことが多々ありました。人の不幸を見て「自分はマシ」と自分の幸せを実感できるからでしょう。
その話はまた、今後、このブログの強烈な登場人物として出演しますが、それはさておき私が教わった教訓をひとつ。

「水と宗教と健康食品に気をつけろ」

人の不幸を楽しみながら、その弱みにつけこんでくる人、という種類の人間がいるのです。私の場合は職場にいたのです。

次回に続く。


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