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【第15回】鍼灸と乳がん治療 [がんと鍼灸]

点滴と冷え(カテゴリー:冷え)

私の化学療法(抗がん剤)は、点滴でした。
(がんの種類や治療によっては飲み薬もあるようですが)
私の治療の前半は「パクリタキセル」でしたが、
この成分の中にアレルギー症状を引き起こすものがあるということで、
抗がん剤だけ投与するのではなく全部で4つの点滴をしていました。

<点滴の流れ>
アレルギー予防の点滴① (約15分)

アレルギー予防の点滴②(約15分)

パクリタキセル(抗がん剤)(約60分)

生理食塩水(点滴管内の抗がん剤を洗い流す)(約5分)

治療を始めたばかりの頃、
冷凍庫で冷やされたようなヘルメットと手袋、
スリッパが提供されました。

末端を冷やすことで脱毛や手足のしびれを軽減できる、
という事例があることから、希望者には使わせてもらえたのです。

脱毛が怖かった頃「少しでも防げるのなら」と頑張って使っていましたが、
寒くてたまりませんでした。
看護師さんが温めた毛布を何枚も持ってきてかけてくれるのですが、
3回試した頃にはあまりの冷えが苦痛になり
(努力むなしく脱毛も防げず)
その3点セットはやめました。
そうでなくても点滴4つを体に送り込むと
体が冷えていく感覚がありました。

その頃A先生には「点滴が体を冷やすから」と、
たくさん温める治療をしていただきました。

「冷えは万病のもと」なのに、「冷える治療」をしているという違和感。
残念ながら病院では「風邪を引かないように気をつけてくださいね」とは言われても「点滴で冷えるから温めてね」とは助言してくれません。

点滴フルコースで治療されている方、指先やおなかが冷えていませんか?
靴下、腹巻、いろいろなものを駆使して気をつけていただきたいです。

つづく

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