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乳がん手術後の後遺症 [がんと鍼灸]

乳がん手術後の主な後遺症に、
・リンパ浮腫(ふしゅ)
・手術跡の恒常的な痛み
などがあります。

リンパ浮腫とは,
リンパ節郭清や放射線療法が原因でリンパ液がたまって
腕が腫(は)れた状態になることです。

乳がんのガイドラインによると、
手術後しばらくの間は、手術をした側の腕には
鍼やお灸,強い力のマッサージ,
美容目的のリンパドレナージやマッサージは
絶対に行わないようにしましょう、となっています。

おすすめされているのは、
①圧迫療法:弾性着衣(スリーブやグローブ)や弾性包帯(バンデージ)を使用
②圧迫療法をしている状態での運動療法
③用手的(手で行う)リンパドレナージ
④尿素配合の保湿クリームなどによるスキンケアを適宜組み合わせる治療法

手術後の胸部からわき,上腕にかけての痛み,
違和感やしびれなどの知覚異常は,
多くの場合,術後数カ月で和らぎます。

しかし,神経痛のようにきりきりとした感覚の痛みや鈍痛などは,
数年以上たっても消えない場合があります。
このような慢性的に痛みが続く状態は,
「乳房切除後疼痛症候群」と呼ばれています。

原因は,はっきりとわかっていませんが,
手術や放射線療法や抗がん剤治療による神経の損傷が
関与するのではないかといわれています。
手術後10年が経過しても約2割の患者さんに認められるという報告があります。

多くは,再発とは関連のない術後の慢性的な痛みであり,
軽快しない場合は担当医に相談してみましょう。

またこのような症状に鍼灸治療も有効です。
(WHOでも認められています。)


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