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五行論4:「木」の相生相剋関係 [鍼灸治療・東洋医学]

今回は、五行の中のひとつ「木」を中心に、
「木」と他の四行とのそれぞれの関係をみてみましょう。
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木にとって、

水は、自分の母であり、自分を育ててくれるありがたい五行。
 水のお陰で自分の力が強くなります。

火は、自分の子であり自分が奉仕する五行。
 自分が燃えて火の力を強め、その分自分の力は弱まります。

土は、自分が剋する相手で、土の栄養分を吸収し、土を弱めます。
 木は土より強い存在です。

金は、自分を剋してくる五行で、一番ありがたくない五行。
 金に切り刻まれ、自分の力は弱められます。

木にとって、他の四行がそれぞれの役割・立場を持っているわけです。

お隣同志の相生関係は、エネルギーの流れがスムーズな関係、
相剋関係は、摩擦が伴う関係です。
でもだからといって悪いわけではありません。
自分を剋してくる相手は、自分の行きすぎを抑えてくれるものです。

ちょっとカチンとくるけど、自分を戒めてくれる存在って必要ですよね。

ある意味五行の相生・相剋関係は、アメとムチみたいなもの。
補われたり、与えたり、抑えたり、抑えられたり、、、
で、五行のバランスをとっているのです。
そしてこのバランスが大切なんです。



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