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ツボ「労宮」:不安やストレスに [自律神経]

●労宮(ろうきゅう)

労宮

場所:手のひらの真ん中 へこんだところ

効能:ストレス 自律神経のみだれ 手のひらの疲れ・痛み 小児のかんの虫

緊張しそうな時、手のひらに「人」という字を書いてなめる、というおまじないありますよね。
これ、労宮を刺激していることになるんです。

理由もなく手のひらに汗をたくさんかいたりする方、よくいらっしゃいます。
じとーっと汗ばんだり、ポタポタたれるくらい汗が出たり。
これはただの汗っかきではありません。自律神経のみだれによるものです。
手のひらは、ストレス、自律神経の反応がよく出るところなんです。

名前も、苦労の労、労働の労、納得!

当院では、自律神経症状が出ている患者さんに、よく労宮にお灸をします。
(鍼を刺すのは、ちょっと痛そう…ですよね。
労宮に鍼をご希望の方は、積極的にお声をおかけください!)

前回の合谷同様、自分で刺激しやすいツボなので押してみてください。
お灸もおすすめ。(せんねん灸などが使いやすいです)

それから、小児のかんの虫ですが、、
労宮に墨を塗ると、指先から糸状の物が出るって話、聞いたことありませんか?
これが「かんの虫」らしい。
実際に経験した、という人もいます。
(かんの虫を出すための労宮刺激方法は、諸説あるようです。
手のひらにお経を墨で書く、というのも聞いたことがあります。)

かんの虫が出るかどうかは別にして、小児には効果大のツボのようです。
お子さんが泣きさけんでいる時、キーっとなっている時、
かる~く、やわらか~く、触るくらいでツボ刺激をしてみるとよいでしょう。


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