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仕事の見えない部分 [陰陽論]

こんにちは。青山です。

どんな仕事にも、
表に見える部分と、見えない部分があります。

鍼灸師としては、
患者さんに鍼灸治療をしている場面が、見える部分ですね。

見えない部分といえば、、、
掃除、洗濯、事務仕事、これらは想像できるでしょう。

さらに大切なこと、それは、
邪気を受けないこと、ためないこと、
つねに自分自身を浄化すること、と言えます。

まったく邪気を受けない、または邪気が全く無い身体なら、
浄化をするをする必要もないんだと思います。

でも私は凡人なので、
自分で浄化をしなければ、やっていけません。
これが重要なんです。
これが無くして、私の仕事はありえないのです。

で、これも一種の陰陽論ですよね。
すべての物には、陰陽がある、表裏がある、
表だけ、裏だけでは存在しえない。

そして、表を輝かすためには、裏をしっかりさせることが必要。
すべてに通じることだと思います。




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気血と陰陽 [陰陽論]

こんにちは。青山鍼灸院のaoyamaです。

TVで漢方薬のCMが流れるようになり、
気・血(この場合「けつ」と読みます)という言葉は、
よく耳にするようになったと思います。

血は西洋医学的な血液と完全イコールではありませんが、
血液のようなものといえます。
気は?
目に見えないものだけど、
確かにあるエネルギーみたいなもの?
としておきましょう。

では、気と血、どう関係しているかといいますと、
気は陽に属し、血は陰に属する。
そう言われても、よくわからないですよね。

気は血の師(すい)であり、血は気の舎(入れ物の意)である、
ということ。
血の中に気が流れているのです。

そして、気が動くことで血が動く、と考えます。
東洋医学は、気というものが、とても重要なのです。

西洋医学的には、心臓のポンプ作用や筋肉のポンプ作用で、
血液が循環する、ということですけどね。

もちろん、東洋医学でも、心と血液の流れは密接に関連しています。









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四種類の仙人 [陰陽論]

こんにちは。青山鍼灸院のaoyamaです。

鍼灸医術のバイブルと言われる
「黄帝内経」の上古天真論篇第一 に
天地とつながり、陰陽の変化、規則をよく把握し、
自然の法則に順応し、不老不死の養生方法を実現した
といわれる仙人が出てきます。

この仙人には四種類あります。
レベルの高い順にご紹介します。


真人
心身ともに天地の運行に溶け込んで状態となり
その寿命は天地と同じく無限である。


至人
天地の大道のかない、その寿命を可能な限り延ばすことはできる。


聖人
心身ともに過労せず、百歳以上の寿命が享受できる。


賢人
自然の正邪をわきまえ悪い気にあたらないように気をつけ長生きできる


聖人や賢人はまだまだ下のレベルなのです。





●今日のよもぎはこちら
http://aoyama-yomogi.blog.so-net.ne.jp/







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節電の夏というけれど、 [陰陽論]

こんにちは。青山鍼灸院のaoyamaです。

今年は節電の夏!

だけど、、、

うちは、前からエアコンは28度設定だし、
必要なければ、エアコンつけないし、
家では扇風機を活用しているし、
アイスノンや冷却材も、以前から使っているし、、、

よく考えたら、いつもの夏と変わらない。

ありがたいのは、
電車やビルの冷房が強くないこと。
そう感じている人は、他にもたくさんいます。

ただし、

暑い日に外に長時間いる場合、
室内と外の温度差が大きい場合、
いつもと違う環境に長時間いる場合、
睡眠不足、食欲不振の場合、
などは、熱中症などに気をつけなきゃね。



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こうして体を冷やすのにゃ。



タグ: 節電
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五術の中の鍼灸治療 [陰陽論]

こんにちは。青山鍼灸院のaoyamaです。

中国に五術というものがあります。
五術とは、命(メイ)・卜(ボク)・相(ソウ)・医(イ)・山(サン)の五種類の術。

・命とは、生まれた日時から人の宿命を占う術。四柱推命・紫微斗数などがあります。

・卜とは、偶発的に出る結果から占う術。易がこれの代表です。
たとえば、「なくしたお財布は出てくるか」といったことは、四柱推命などではなく易などで見ます。

・相とは、さまざまな物の姿と形で占う術。
相学と呼ばれ「印相・名相・手相・人相・家相・地相・墓相」などがあります。

・医とは、病気の治療を行う術。鍼灸治療と漢方薬治療があります。(気功施術も)
鍼灸治療は、五術の中のひとつなのです。

・山とは、自分で行う健康法・養生法で仙道(センドウ)とも言います。
レベルの高いものになると、仙人になるための修行法となります。

初めの3つ、命・卜・相は占い。
医・山は健康法。
そして、五術全部できて一人前と言われています。

日本では、占いと健康法は、別のものと考えられていますよね。
しかし、両者を学んでみて、本来切っても切れない関係だと実感しています。

たとえば鍼灸・漢方において、相学は非常に重要、
人の身体に現われるさまざまな兆候(脈・お腹・舌・背中・顔・皮膚…その他いろいろ)
を見て、身体の状態を鍼灸・漢方的に判断し、治療をしていきます。
鍼灸・漢方と相学は切っても切れない関係ですね。

また、命:四柱推命や紫微斗数から、
その人が持って生まれた身体の特徴、弱いところ、なりやすい病気などをみて、
治療の参考にしたりすることが出来ます。

ただし、私は卜占(ボクセン)で病気を占ったりはしていません(笑)。
ちゃんと診て治療をします!

で、私は鍼灸師の前は、
フィットネスインストラクターとして、人様に健康を提供していました。
仙人とまではいかないけど、ある種の山(サン)と言えます。

そう考えると、私は五術を学んで、それを人様に提供しているんだな~と思います。


そしてこの五術は何のためにあるかというと、
人様の健康、幸せをサポートするためのものなのです。














タグ:五術
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