SSブログ
五行論 ブログトップ
前の5件 | -

春は肝 [五行論]

こんにちは。青山です。

春は五行で木、五臓で肝の季節。
肝臓というとアルコールというイメージがかなりありますよね。
これは肝臓の機能のうちの解毒作用。
肝臓は体内の有毒な物を無毒化してくれる場所です。

でも肝臓の機能ははこれだけではありません。
肝臓は体内の化学工場と言われ、実に多くの働きがあります。
500以上の仕事をしています。

その一部に、
糖代謝、蛋白質代謝、脂質代謝、ビタミン無機質の代謝、ホルモンの代謝、
胆汁の生成、解毒作用、血液凝固における働き、血液の貯蔵庫、生体防衛作用、…

東洋医学できに見た肝臓については、こちらをどうぞ。

患者さんの中には、肝臓に何らかの問題がある方もいらっしゃいます。
その中には「私はお酒飲めないのに~」という方も。

お酒が飲む人だけが、肝臓を患うわけではありません。
むしろお酒が飲めない、アルコールを分解する力が低い、ほぼ無いということは、
もともとの肝臓の力が弱いと考えることもできますよね。
お酒を飲めないから、肝臓を悪くすることはない、というわけではないのです。

また、東洋医学的に言っても、働き過ぎやストレスが肝臓を痛めることになります。


青山鍼灸院HP

nice!(0) 
共通テーマ:健康

節分・立春 [五行論]

こんにちは。青山です。

気学(九星術)や四柱推命・紫微斗数で一年の始まりは「立春」2月4日です。
正確には、時間までみます。
たまに2月5日からという年もあります。

そして2月3日は節分ですが、
節分が大晦日、立春が元旦のようなものです。

では、中国で使われている旧正月とは、
立春に一番近い、新月の日。
だから毎年変わるのです。

立春は、二十四節季のひとつで、太陽暦。
月の満ち欠けは、太陰暦。

旧正月は、太陽暦と太陰暦両方から割り出される日ということですね。




青山鍼灸院HP

nice!(0) 
共通テーマ:健康

冬は「腎」の季節 [五行論]

こんにちは。青山です。

冬は五臓でいうと「腎」の季節。

腎臓・膀胱・骨・歯・髪・耳・脳、、
東洋医学でこれらはみんな「腎」の機能になります。
腎臓と膀胱は近いのはわかりますが、
他はなんで?と思われるでしょうが、
東洋医学では、五行的に同じグループなのです。

腎と膀胱は、五行:木・火・土・金・水のなかの「水」の性質を持っています。
腎と膀胱は、「表裏の関係」にあります。
(腎は陰、膀胱は陽)

腎は「精」をやどす
「精」とは、生命力、成長、生殖力の根源のエネルギーのことをいい、
腎に内蔵されています。

この精が、腎によって活性化されたものを「元気」といいます。
腎の精が充実していれば、元気も盛んで、病気に対する抵抗力もあります。
また根気が必要とされる作業を、やり抜く力もわいてきます。
腎の気が衰えると、元気がなくなり、活動が低下し、体も冷えてきます。
また、生殖能力も低下し、病気にかかりやすく、治りにくくなり、
さまざまな老化現象も出てきます。

腎は水分代謝を調節する
腎は身体全体の水分代謝を調節しています。
この働きがうまくいかなくなると、むくみ・下痢・頻尿・尿閉などの症状が現れます。

腎は骨を主り、その状態は髪に反映する
腎の精は、骨に栄養を与えています。腎が正常であれば、
骨や歯が丈夫で、また髪も黒々とつややかで、よく伸びます。
腎の精が不足したり、老化により衰えると、
骨が脆くなったり、腰が曲がったり、歯が脆くなったりします。
また白髪・脱毛などの症状が現れます。

腎は耳と関係
腎は、耳を通して外界と交流しています。
老化などにより腎が衰えると、難聴・耳鳴りなどの症状が現れます。

腎は二陰と関係
二陰とは、前陰=小便口、後陰=大便口のことです。
腎は水分を調節し、その結果が大小便となって体外に排泄されます。
大小便の異常は、腎の異常と関係します。

腎は唾液と関係
腎は歯を支配しています。歯の生えているところから湧き出る水分が、唾液です。

膀胱
体内に取り入れられた水分は、全身を巡った後、膀胱に集め貯えられ、
やがて尿となり排泄されます。
膀胱の状態は、排尿の機能に現われ、
不調になると、尿を貯めることや、排泄することの異常としてあらわれ、
下腹部の腫れや痛み、小便閉、遺溺などの症状をもたらします。


精には、先天の精と後天の精があります。

先天の精
両親より受け継いだ精のことを、先天の精といいます。
先天の精は、生命の素であり、人体の諸器官・組織を構成し、
成長させていく素となるものです。
先天の精は、人が生まれた後、腎にしまわれ、
発育・成熟・生殖という基本的な生命活動を起動させます。
先天の精は、後天の精によって補給され、生きている間は、枯渇することはありません。

後天の精
飲食物から得られる精を、後天の精といいます。
後天の精は、人体で活動する気(エネルギー)の素となり、
また先天の精を補給し、生命活動を支える基盤として働きます。

・・・・・・・・・・

腎は生命活動の原動力です。
無理な労働・過度のストレス・冷えなどで、腎は消耗していきます。
腎が消耗した状態を「腎虚」といいます。
「腎虚」の症状として、疲れがとれない、姿勢が悪い、腰に力が入らない、
身体を温めても冷えが改善しない、などが上げられます。

改善策としては、食事をしっかりとって後天の精を補うのはもちろんのこと、
腎の気を補うような治療をすることが大切。
また、いつまでも若く生き生き過ごすためには、腎をしっかり補うことが重要です!

・・・・・・・・・・
【季節と臓】
春:肝
夏:心
秋:肺
冬:腎
季節と季節の間:脾






青山鍼灸院HP

nice!(0) 
共通テーマ:健康

七夕と五色 [五行論]

こんにちは。青山です。

7月7日は、七夕[ぴかぴか(新しい)]

七夕の歌といえば、、、
五色のた~んざく~~・・・
五行の色:青(緑)・赤・黄・白・黒のこと!
子供の頃はそんな事も知らず、何気なく歌っていましたが、
こんな所にも五行論が根づいていたのですね。

木:青・肝・胆
火:赤・心・小腸
土:黄・脾・胃
金:白・肺・大腸
水:黒・腎・膀胱




青山鍼灸院HP

nice!(0) 
共通テーマ:健康

心は君主の官 [五行論]

心は君主の官なり、神明これより出ず

心は「君主の官」
心は君主に例えられ、
精神・意識・思惟 活動などは、
みなこれから出るという意味です。

五臓六腑はかならず神明の心の統一的な指揮のもとで、
協調統一的な生命活動を維持することができます。

心は心臓のことを表していますが、
解剖学的に見て、全体を統合する機能として、
脳・脊髄(中枢神経)も、心に含まれるのかな、と思います。



●青山鍼灸院HP

●青山鍼灸院の空席状況

●女性の鍼灸
~女性のための鍼灸・健康・美容・癒しの情報サイト~


nice!(1) 
共通テーマ:健康
前の5件 | - 五行論 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。