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鉄欠乏性貧血 [鍼灸治療・東洋医学]

鉄欠乏性貧血は、貧血の中でも最も多いものです。
欠乏状態に徐々に慣れていくため、
知らないうちに進行していることも多いのです。

鍼灸治療をしていて気づいたのですが、
鉄欠乏性貧血がある場合、
足に独特の硬いむくみがあることが多いようです。

また、鍼灸治療で鉄欠乏性貧血そのものは改善しません。
やはり鉄分を摂取する必要があります。

鉄欠乏性貧血とは?
赤血球の中に、「ヘモグロビン」という鉄を原料とするタンパク質があります。
酸素は、このヘモグロビンと結合して、全身に送られます。

ヘモグロビンの量が不足すると、結合する酸素が減ることになり、
従って全身に送られる酸素も減り、
酸素不足によってさまざまな症状が出ます。
これが「鉄欠乏性貧血」です。

貧血にもいろいろ種類があるのですが、
最も多いのが、この鉄欠乏性貧血です。

症状
動悸・息切れ・易疲労感・全身倦怠感・浮腫・立ちくらみ・顔面蒼白(一般的な貧血症状)
爪がスプーン状になる、口内炎、舌炎、嚥下障害
肌がカサカサになる、抜け毛や枝毛が多くなる
など

血液検査()内:女性の標準値※多少のずれはあります
●赤血球数(380~480万個/μL)
●血色素量(12~16g/dl)
●ヘマトクリット値(36~48%)

●血清フェリチン(20~120ng/ml)
●トランスフェリン飽和率(20%以下で鉄欠乏性貧血の可能性)

●MCV(平均赤血球容積)=ヘマトクリット値/赤血球数×10(78~101)
●MCH(平均赤血球色素量)=血色素量/赤血球数×10(28~35)
●MCHC(平均赤血球血色素濃度)=血色素量/ヘマトクリット値)×100(31~36) 

原因
●食事での鉄分不足
●鉄分の吸収がうまくいかない
●体内のどこかで慢性的な出血がある







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