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冷えと熱6:表面の熱 [冷えと熱]

では、つづいて、、、
身体の表面にたまってしまった熱について。

不要な熱は汗をかくことで身体から奪われ、体温調節がされます。
ところが最近、汗をかけない人が増加
すると、熱は外に出れず身体の中にこもってしまいます。
身体の表面や上半身・頭に、必要以上に熱がこもってしまった状態が、
「ほてり」です。
ほてり
熱が外に出れない状態

「いえいえ、ほてっているから、たくさん汗をかくわよ」という人も。
しかしこういう人をよく観察すると、頭や首・上半身からは、
たくさん汗をかきますが、はたして身体全体の状態はどうでしょう。

たとえば、
日常生活において、脚からダラダラ汗をかくことはあまりありませんが、
脚も汗をかいています。
目に見えなくても、汗は身体全体から蒸発することで、余分な熱をコントロールしています。
ところが、身体全体からバランスよく汗がかけない人が増えているのです。

(異常に大量の汗をかく人は、何か他の病因があることもあります。
そのような方は根本的な改善が必要ですね。)

汗がかけないとは?
汗腺がうまく働かない、さぼっている、休業中、冬眠中、ということ。

ではなぜ汗腺が働かなくなってしまっているのでしょう?
それは、汗をかく機会が減ってしまっているから。
使われないから機能が低下するのです。

(明日につづく)


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