散鍼とたんこぶ

こんにちは。青山鍼灸院のaoyamaです。

先日、自分の不注意で、頭に物(ちょっと重たい物)が落ちてきました。

ガーーーン！！！

いたたたたたっ！！！

私がとっさに取った行動とは、、、

指の腹で頭をガガガガガーっとかきむしることでした。

こういう時の行動は、理論的に考えてのものではなく、
感覚的に、本能的に、無意識に勝手に身体が動きます。

どうやら、頭に受けた衝撃を、散らしたかったようです。

さて、このように、何らかの邪気を散らす手法を、
鍼灸治療では、「散鍼(さんしん)」と言います。

刺す鍼でやるんですが、
浅く、ちょっと刺してすぐ抜く、
これをたくさん繰り返します。

こうして、そこにある邪気を散らすように抜くわけです。

熱がこもっているところや、
筋肉が凝り固まっているところなどに、有効。

細い金属の先(てい鍼など)で、ツンツン叩いても、
同じような効果があります。

私の場合、とっさに指で散鍼もどきをやったわけです。
頭に受けた衝撃を、散らしたかったのです。

少し衝撃が落ち着いてから、保冷剤で冷やしました。
ある程度冷えてから、鍼も打ちました。

寝る時も、患部には直接当たらないけどアイスノンをして、
頭を冷やしながら寝ました。

たんこぶになりましたけどね、
最小限で抑えられたのではないかと思います。

それにしても、頭にたんこぶ作るなんて、
子供の頃以来だわ～。

まだちょっと出っ張ってるし、触ると少し痛い(>_<)、シュン

みなさんも、お気をつけください。





ふ、たんこぶにゃんて、ふふふ。

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