SSブログ

お酒が飲める人・飲めない人 [鍼灸治療・東洋医学]

こんにちは。青山です。

お酒が飲めない人、あまり飲めない人は、
アルコールを分解する酵素が無い、少ない。

アルコールは体内に入ると、
胃と小腸から吸収され、肝臓へ運ばれ、
肝臓でアルコール脱水酵素(ADH)によって、
アセトアルデヒト(有害物質)に分解されます。
そして、肝臓内のアセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)の働きで、
酢酸(お酢の成分)に分解され、
最終的に水と炭酸ガスになって体外に排出されます。

アルコールの分解に必要なALDHには、
アセトアルデヒドが増えないと働かないタイプ=ALDH1と、
少量のアセトアルデヒドで分解するタイプ=ALDH2の2つのタイプがあり、
お酒を飲んだときは、ALDH2が主に働きます。

このALDH2のタイプは3つあります。

・活性型=お酒が飲める人
気持ちよく酔うことができます。
このタイプは日本人では約56%、欧米人はほとんどこのタイプで、
欧米人には「お酒をまったく飲めない」という人がいません。
だから、昼からお酒を飲んだりするのでしょうか?笑。

・低活性型=お酒が弱い人
有毒のアセトアルデヒドが溜まってしまうので、
すぐに気持ちが悪くなってしまいます。日本人の約38%がこのタイプ。

・不活性型=お酒が飲めない人
お酒を全く受け付けることができません。日本人の約6%がこのタイプ。

さてあなたはどのタイプでしょうか?




青山鍼灸院HP


nice!(1) 
共通テーマ:健康

nice! 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。