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自律神経:交感神経 [自律神経]

自律神経には、交感神経と副交感神経の2種類があり、
両者はバランスをとりながら働いています。

交感神経は、
身体の活動が活発になると働く神経で、
基本的に日中の活動時は交感神経の方が優位に働きます。
また、興奮したり緊張すると優位になります。

動物は敵に狙われると、緊張がはしり、心拍数が上がり、一気に逃げ出します。
このとき優位に働くのが交感神経であることから、
交感神経は「闘争と迷走の神経」と呼ばれています。

また逆に、獲物を追いかけるとき活発に働くことから
「エサとり神経」とも呼ばれています。
強いストレスが加わり興奮した状態、この時優位になるのが交感神経です。

交換神経のおもな働きを上げてみましょう。
・心拍数を上げる
・血圧を上げる
・気管・気管支を拡張する
・瞳孔を開く
・消化器系の働きを抑制する

ちょっと注目していただきたいのは、
他は機能を亢進させるのに消化器系だけは抑制です。

「敵に襲われたっ!逃げろ~っ!」
という時、心拍数が上がり、血流が活発になって血液は筋肉に集中し、
逆に臓器への血流は少なくなります。
この時、ゆっくり消化活動をするって雰囲気じゃないですよね。

交感神経が優位に働いている時、消化機能は低下する、ということです。



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身体がゆるむと心もゆるむ [自律神経]

こんにちは。青山です。

とても仕事熱心なHさん、
仕事以外の時間も頭の中で仕事の事を考えているそうです。
あれもこれもをやらなくちゃ、
この件は、どうやったらいいかな?
そうだ、これもやらなくちゃいけないんだった!
などなど。

いつもストレスがかかって緊張しているのですね。
実際、身体を見せていただいても、
治療ポイントが沢山沢山あります!

でも、鍼灸治療を受けた後、
ま、いっかあ~~~[いい気分(温泉)]」ぽよよ~ん。
そんな気持ちになるそうです。
身体がゆるむと心もゆるむのですね。

え?鍼を打たれて緊張しないの?
はい、鍼を打たれたとき少しチクっとすることもありますが、
痛みでずっと緊張しているということはなく、
逆にリラックスして、寝てしまう方も大勢いらっしゃいます。

Hさんのような人には、身体も心もゆるむ時間が必要です。
ずーっと緊張していると、いつか切れてしまいますものね。



青山鍼灸院HP

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自律神経とは [自律神経]

自律神経とは、簡単にいうと
自分の意思とは関係なく、自動的に働いてくれる神経」です。

たとえば、私たちは自分の意志で心臓を動かしたりすることはできません。
しかし早くなったり遅くなったり、状況に応じて適した動きが自動的になされます。
また物を食べると、胃や腸は自動的に消化活動を行います。
暑いから汗をかかなくちゃ、といって、自分の意志で「汗よ、かけ~」
というわけではありません。
身体にとって必要だと、自然に汗が出てきます。

いちいち心臓に、
「これから走るから、初めの1分は脈白80回/分、次に85回/分、90回/分…」
と指令を出していられません。
食事をしながら、、胃がちゃんと働くよう指示をするのも大変ですね。

自律神経は、生命維持にかかわるさまざまな機能を
自動的にコントロールしてくれているのです。
(そのお陰で、走ることに集中できたり、食物を味わったりする余裕があります。
ありがたいことです!)

自律神経の中枢は脳の視床下部というところにあります。
そして自律神経は血管に巻きつくようにしてはりめぐらされ、全身の器官に分布しています。

自律神経のおもな働きを上げてみましょう。
・心拍数の調節
・血圧の調節
・気管・気管支の調節
・消化器系の調節
・唾液の分泌の調節
・瞳孔の調節
・発汗の調節



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手先足先の冷えと自律神経 [自律神経]

こんにちは。青山です。

寒さも続いてくると、身体に冷えも蓄積されがち。
手先足先が、氷のように冷えている方も、
たくさんいらっしゃいます。

その中で、単なる「冷え」の場合と、
「自律神経症状」が伴う場合があります。

単なる「冷え」の場合は、温め血行を良くすることで、
改善するでしょう。

しかし、温めても、血行を良くしても、冷えが改善しない、
そんな場合は、自律神経症状が伴っている場合が考えられます。

手のひら、足の裏にじわ~、ベタ~と汗をかく方、
もしくは冷えているのにたくさん汗をかく方は、要注意。
温めても、汗が冷えて、
その汗が手先足先を冷やし、
さらに冷えを助長してしまうことも。。。

人によっては、
「汗をかくってことは、私は暑いんだ、暑がりなんだ!
だから、冷やさなくちゃ。」
そう思っている方もいらっしゃいます。

この汗は、暑いからかいているわけではない場合があります。

手のひらや足の裏に、
暑くないのに、冬でも汗をかく、
汗をかく理由が無いのに汗をかく、
そういう方は、ご用心。
自律神経のアンバランスからきているかもしれません。

自律神経のアンバランスから、手先足先が冷えるという方は、
ただ温め血行を良くするだけでは、冷えは改善しずらいのです。
その原因である自律神経のアンバランスを改善しなくてはならないでしょう。

こちらは、自律神経に関する記事です。
よかったらご参考ください。
●自律神経についていろいろ
http://aoyama-shinkyu.blog.so-net.ne.jp/archive/c2300536546-1



青山鍼灸院HP






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患者Fさんの声:冷え性・便秘・自律神経不安定・・・ [自律神経]

こんにちは。青山です。

今日は、青山鍼灸院に来ていただくようになって、
約1年たったFさんについて、ご紹介させていただきます。

Fさんはまだ20代後半という若さなのに、
最初いらした時、あまりにもひどい状態でした。

まず、冷え性、真冬ではないのに手先足先は氷のように冷えています。
同時に自律神経も不安定なようで、手のひら、足裏にジト~っと汗をかきます。
それがまた手先足先をさらに冷やしてしまう。

お腹をみると、まるで鉄板が入っているかのようにカチカチ。
こんなに硬いお腹、見たことないわ!というくらいでした。
Fさんは、当時、自力での排便は無理で、薬を服用しなくてはいられない状態でした。

首肩凝り、腰の痛みもひどく、眠れないくらい。
足もパンパンでむくんでいる。顔色も悪い。
頭痛もひどい。目も痛い。まるで痛みのデパート。

Fさんは、それまでもずっとマッサージや鍼灸院に通っていたそうですが、
根本的な症状はあまり改善されなかったようです。

Fさんは、治療に対して非常に前向きな方。
身体がつらくて、ほんとに、心の底から良くなりたいと思っていたのですね。
週1回(たまに2回)、まじめに通い続けました。

そして1年たった今日この頃、
1年前の身体の状態と比べると、全く別人のようです。

氷のような手先足先の冷えは、改善されました。
鉄板のようなお腹が、今では弾力があり、柔らかくなっています。
便通も自力であります。

首や肩は凝るけど、以前ほどではありません。

Fさんは、毎回吸い玉をやっています。(吸い玉大好きで、いつも爆睡してます!)
初めのころは、皮膚に後がくっきり残っていましたが、
最近では、あとが残らなくなりました。
血流がかなり改善されたと思われます。

頭痛や目の痛みもまだあるのですが、以前より楽になっています。
今まで、目の痛みをどうしたらいいかわからない、
目の奥の方が痛いのだけど、届かない、
それが、目のツボの鍼を打たれて「これだ~!」と感じたそうです。

「Fさん、1年前と比べて、どう感じますか?」

Fさん
「いや、もう、ぜんぜん違います~!!
あのままいってたら、私どうなってたんだろう、と怖くなります。」
そんな風におっしゃっています。




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