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朝起きたらバンザイ? [五十肩]

こんにちは。青山鍼灸院のaoyamaです。

朝起きたら、腕がバンザイしていた、
片方だけでも、腕が上にあがって布団から出ていた、
または、寝ている途中で、そうやっているようだ、

そんな方、
それは五十肩の危険信号です。

いやね、私も経験あるものでして。。。

10年以上も前の話ですが、
寝ている時、左腕を上にあげて頭の横に持っていくようになりました。
最初はこの体制を取ると、腕や肩が楽な気がする、そうやりたくなる。
寝ていて気づかないうちに左腕を上にあげている。
今までこんなことなかったのに。。。不思議だな~?

でも朝起きると、この体制で肩が固まっている、、、
周りの筋肉が冷えて硬くなっている、、、だるい!
でも、寝ている時、自然に腕が上にあがっている。。。

そんなことが2,3ヶ月続いたある日、
すっごく重たい荷物を運ばなくてはならないことがありました。
それをきっかけに肩関節を痛めてしまい、五十肩状態になったのです。

で、
五十肩、もしくは五十肩になりそう?
という患者さんにインタビューしてみると、
ほとんどの方が、
「そういえば最近、腕を上にあげて寝ている」とおっしゃるのです。

特に今は冬ですから、
腕を上にあげ、布団から出して寝ると、
肩関節や周りの筋肉は、冷えて硬くなるのは当然のこと。
要注意です。

といっても、、、
寝ている間に、知らないうちそうしてしまうのを、
どうやって防げばいいの?

そうですよね~、その通り。

まずは、腕を出して寝ても冷えないような肩周りの服装をする。
パジャマ1枚程度じゃ、ダメだと思います。

そして、五十肩の症状が出ていなくても、
肩関節周りの筋肉が、硬くなっている可能性があります。
普段から、肩関節周りの筋肉を温め、ほぐし、柔らかくしておくこと。
要はメンテナンスです。

五十肩は「コップの水があふれてしまったら、、」という点で、
アレルギーと似ています。
一端症状が出てしまったら、ある程度の時間がかかります。
未然に防げるものなら防ぎたいですよね。


【参考記事】
●五十肩
http://aoyama-shinkyu.blog.so-net.ne.jp/archive/c2300796780-1




●今日のよもぎはこちら
http://aoyama-yomogi.blog.so-net.ne.jp/

※このブログの容量がいっぱいになってきたため、
よもぎだけお引越ししました!








タグ:五十肩
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五十肩にてい鍼 [五十肩]

teishin.jpg
五十肩にてい鍼、これがことのほか気持ちいいのです。
すごく効くんです。
これだあ!という感じ。
軽くやっているだけなのに、深くまでグイグイやられている感覚。
痛いところに手が届いている…。

この感覚は肩を痛めた人にしかわからないかと思いますが、
いつもとは違う、他の場所をやった時とは違う、特別な感覚です。

やり方は簡単、上から下へ(肩から肘、手の方へ)、てい鍼をかけるだけです。
肩関節周りはもちろんのこと、肘周辺をしっかりやる、
そして腕、手首の方までやると効果的!
また、ツボ「合谷」も刺激するとさらにGOOD!!

そして、自分でやるとすぐに疲れてしまうので、
誰かにやってもらえると、極楽で~す(*^。^*)
そんな優しい家族がいてくれるといいですけどね。

たとえ五十肩でなくても、予防のために、
たまにはこの辺りにてい鍼をかけることをおすすめします。

私もやってます。
私の場合は、再発予防ですが(^_^;)



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タグ:五十肩 ツボ
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五十肩の治療 [五十肩]

急性期
五十肩を発症してすぐの頃で、
痛みもかなり強く、炎症を起こし熱を持っている状態。

動かすだけで激痛、動かさなくても痛くてたまらない、
こんな時は無理をしない(できない!)

無理をすると、返って悪化してしまいます。

熱を持っている場合は、炎症を抑えること。冷やして下さい。
そして、できるだけ安静。重い物は持たない。なるべく肩を使わない。

マッサージは、さする程度で、血液の循環を良くするように。
肩関節周辺だけでなく、腕、手の方まで行います。
強い刺激を与えると、炎症を促進させてしまうこともあります。

安静と言っても全く動かさないでいると、固まってしまい、治りが悪くなります。
米国の医師コッドマンが考案した「振り子体操」という体操があります。
別名「アイロン体操」とも言われ、これは五十肩には超有名な体操!

おもり(アイロン)を持って、ななめ45度くらいの前かがみになり、
前後と左右に振り子のように腕を動かします。

腕とおもりの重みで自然に腕が引き下げられ、動かすときの痛みが軽減。

急性期でもこの運動を、1回につき前後10~20 回、左右10~20回を
一日2、3セットくらい行うことをおすすめします。

慢性期
急性期から1~3ヶ月ほどすると、慢性期に移行。
肩の痛みも一段落。急性期の「刺すような痛み」は軽減。
しかし、まだ腕を動かすと痛いし、運動制限もある、
たまに急性期のような激しい痛みがある、という状態です。

この時期には、肩を温め、血行を良くし、筋肉を柔らかくすることが大事。
毎日、入浴したり、ホットパックやカイロなどで肩を積極的に温めます。

ただし、触ってみて炎症がある時は、冷やして下さい。
使い過ぎた時などは、熱を持っていることがよくあります。
炎症がおさまったら、逆に冷えないように温めます。

また運動も急性期より少し積極的に行いましょう。
動かさないでいると、固まってしまいます。

肩が回せるようであれば、リフレッシュ体操の「横寝肩回し」はおすすめ。
(カテゴリーの「リフレッシュ体操」をご覧ください。)
実はこれ、五十肩のリハビリのために考えたものなんです。

回復期
痛みや不快感がだんだんと少なくなり、手が動かしやすくなります。
ここまで来るには個人差があり、半年~1年、またはそれ以上かかる人もいます。

この時期は、痛みが消えて一番油断しがち、
肩を動かさないと癒着したための運動制限がいつまでも残ります。
もうひとがんばりです!!


また、どの時期においても、鍼灸治療は有効です。


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タグ:五十肩
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五十肩4 [五十肩]

肩関節周囲炎(五十肩)になって、実感したのですが、
関節は邪気が溜まりやすい場所!

関節は曲がり角であり、複雑な構造をしているわけで、
そこで流れが滞りやすいって当然のことですよね。

たとえ肩関節に痛みが出ていなくても、
吸い玉をしてみると、肩関節周りに反応大の方が大勢いらっしゃいます。
いわば、五十肩予備軍ですね。

吸い玉
題名「吸い玉によって視覚化されたストレス」


首や肩、背中、腰などの凝りや痛みを感じている方は結構いらっしゃいますが、
肩関節およびその周りの筋肉は、自覚症状がないことが多い。

痛みが出た時には、すでに立派な五十肩!というケースも多々あります。

どうぞ、肩関節およびその周辺への気配りをしてあげて下さいね!



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タグ:五十肩
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五十肩3 [五十肩]

30代で肩関節周囲炎(五十肩という言い方もある!)。
もちろんガンガン鍼灸治療に励みました。
治療を受けたし、自分でもできるだけ治療を。

でも、すぐに治るというわけにはいかず、
吊皮がつかめるようになるのに、約1年半ほどかかりました。。。

五十肩って、誰でもかなり時間がかかります。

それは20年30年それ以上かけて少しずつ疲労が蓄積し、
じわじわ痛めてきたものが、
ある時引き金が引かれ表面化したもの。
その分、治るのに時間がかかるのです。


(逆に、急性のもの、突発的なものは、
その時の処置が良ければ、早く回復します。)

私の場合、とりあえず腕を上にあげなければ、
日常生活、仕事には差し支えありませんでした。
でも使えばそれなりに疲労が蓄積している。

途中で、ほんとに良くなる日が来るのだろうか、と心配になることもあった。

でも不思議と、忘れたころに「あれ? かなり良くなってる?」
そういう感じでした。




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