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ツボ紹介:三陰交(さんいんこう) [ツボ紹介]

●三陰交(さんいんこう)

三陰交

場所:足の内くるぶしの上約5cm、すねの骨(脛骨)の後縁(ふくらはぎ側)

効能:婦人科系疾患全般 更年期障害 冷え性 のぼせ 男性生殖器系疾患 
    虚弱体質 胃腸が弱い人

別名「女三里」「婦人の三里」と呼ばれ、
女性にとっては、足三里と同じくらい大切なツボです。

足の内側には、3本の陰の経絡が流れていて、その3本はこの場所で一度合流し、
またそれぞれのラインに別れていきます。
3本の陰の経絡が交わるところ、すなわち「三陰交」というわけです。
したがって、ひとつのツボで3つの経絡に作用することができるので超お得!

三陰交は子宮の状態を表すツボでもあります。
妊娠をしている女性の三陰交を観察していると、胎児の成長につれてだんだんふくらんできたり
します。
また、子宮筋腫があると、三陰交が硬くなっていることが多いようです。
かなり大きな子宮筋腫の場合、三陰交周辺がボテッとしてむくんで、そのむくみがさらに
硬くなっていたりします。

ある女性の方の例ですが、婦人科系の問題がありました。
その方に、家でせんねん灸をするようすすめたところ、はじめまったく熱さを感じない、
ということでした。
ところが続けていくと、次第に熱さを感じるようになり、それに伴って婦人科系の問題も解消
されていったのです。
そうとう冷えが子宮や足に入り込んでいて、それが婦人科疾患の大きな原因ひとつだったの
でしょう。

また三陰交は冷え性、虚弱体質、胃腸が弱い人に効くので、足三里とともに養生灸として
よく使われるツボです。

※もちろん男性の方も使ってくださいね。

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