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ほてりと頭痛(Mさん) [ほてり]

(前回からのつづき)

Mさんの頭痛は、ほてりと関係しています。
ほてりの熱エネルギーは、体の上の方すなわち首から上や、
表面皮膚にこもりがち。
Mさんの頭も、とても熱がこもった状態。
さらに首の筋肉が弱く、負担がかかっていました。

全身の鍼灸治療をしながら、
首や頭への施術も行い続けました。
次第に頭痛の頻度や痛みの度合いが減っていきました。

Mさんは、顔鍼もやっています。
顔も頭の一部です。
美容だけでなく、頭部の循環の改善につながりますし、
目、鼻、自律神経などのツボがあります。



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手術の傷跡(Mさん) [ほてり]

(前回のつづき)

Mさんは、4回も婦人科系の開腹手術をしたということは、
東洋医学的にみかなり重症な陰虚です。

陰のエネルギーを補うよう施術をするわけですが、
一度に食べれる量に限界があるように、
一度の治療で受け取れるエネルギー量にも限界があります。
重症であればあるほど、時間がかかります。

Mさんが当院に最初にいらしたのは2013年1月、
それ以来、週1回の治療を地道に続けています。
最初の夏は、まだまだ汗が出ていましたが、
年々汗の量が減り、今年(2016年)の夏は、
汗がかなり減ったのを実感できました。

Mさんが最初にいらした時、
最後の手術(4回目)から2年以上がたっているのに、
手術の痕(幅約1cm長さ10cm以上)が赤くみみず腫れ状態でした。
Mさんはケロイド体質のため、傷痕が回復しずらかったのです。

鍼灸治療をしていくと、
徐々に腫れや赤みがおさまり、幅も細くなり、
今では、よく見なければわからない程度になりました。

皮膚表面の傷は見てわかりますが、
手術はお腹の中もいろいろ切っているので、
お腹の中にも傷痕があります。
皮膚表面の傷が薄くなったということは、
お腹の中の傷も良くなったのではないかと思います。

こういった傷痕は、気の流れを阻害します。
それを取り去ることは気の流れを良くし、
体質改善に大きく役立ちます。



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重症の冷えのぼせ(Mさん) [ほてり]

Mさんが当院にいらした時の主訴は主に
・ほてり、汗、特に夏
・右肩甲骨内側動かす時の痛み
・頭痛、月に3、4回
ということでした。

まず肩甲骨内側の痛み、
これはジムで運動をするようになってからだそうですが、
約1年前から続いていました。
他の治療院へ行っても、改善されないとのこと。
これ対しては、1回の鍼灸治療でかなり痛みが軽減、
2,3回の治療で、ほぼ痛みがなくなりました。

重症なのは、ほてりの方です。
頭痛も、ほてりを含め全体的な体質と関係しています。
こちらは数回で、、、というわけにはいきませんでした。

Mさんは過去に婦人科系の手術(開腹)を4回しています。
そのため、女性ホルモンや自律神経のバランスがあまり良くない状態、
そのためにほてりや汗が強く出ている様子。
東洋医学的にいうと「陰虚」です。
頭がほてって、汗がダラダラ滝のように出てしまう、
しかし、足やお腹は氷のように冷えていました。

足やお腹は、温めても温めても、なかなか温まらない、
頑固な冷えでした。
しかし頭は熱くて熱くてしょうがない。
冷えよりも熱さを強く感じるため、
冷えている自覚はあまりありませんでした。

鍼灸治療としましては、
まず冷えている足やお腹を徹底的に温めました。
お灸やホットパック、光線療法(コウケントー)など、
あらゆる手段を使用。
全体調整のツボとしては、三陰交をはじめ、陰虚に効くツボに施術。
熱すぎる頭には、保冷剤を使いながら鍼灸治療しました。


( つづく)

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ほてりと鍼灸治療 [ほてり]

こんにちは。青山です。

もともとほてりがある人にとって暑い季節はつらいもの。

ほてりは鍼灸治療的にみる「陰虚(いんきょ)」という状態。
陰虚とは、陰の気(エネルギー)の不足。

陰の気(エネルギー)が不足すると、
陰の気が陽の気を留めていられなくなり、
もともと上昇・発散の性質がある陽の気は、
上にたまったり、身体表面にたまったり。
それがほてりとなります。

気は、陰の気と陽の気がバランスよくあり、
陰陽入り混じっているのが健康な状態。

ほてりは陰の気が不足し、
陰陽の気がバラバラになった状態です。

鍼灸治療では、陰の気を補う治療ツボに鍼を打ちます。
そして、気を動かし、陰陽の気が混ざりあうよう治療をします。
また自律神経を調整するのも重要なポイント。

ほてりは、重病というわけではありませんが、
1,2回の治療で治るというものではありません。

身体の根本的な体質を改善していくには、ある程度の時間がかかります。
どのくらいの時間がかかるかは、個人差があります。

これは例ですが、1~2週間に1回の治療を受けて、
変化を実感するのは、3~6ヶ月。
ほんとに改善したことを実感できるのは、1年くらい。

四季のある日本では、一通りそれぞれの季節を治療をして過すことは、
意味あることのようです。




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ほてりと陰虚 [ほてり]

こんにちは。青山です。

ほてりは鍼灸治療的にみる「陰虚(いんきょ)」という状態。
陰虚とは、陰の気(エネルギー)の不足。

陰の気(エネルギー)が不足すると、
陰の気が陽の気を留めていられなくなり、
もともと上昇・発散の性質がある陽の気は、
上にたまったり、身体表面にたまったり。
それがほてりとなります。

気は、陰の気と陽の気がバランスよくあり、
陰陽入り混じっているのが健康な状態。

ほてりは陰の気が不足し、
陰陽の気がバラバラになった状態です。

鍼灸治療では、陰の気を補う治療ツボに鍼を打ちます。
そして、気を動かし、陰陽の気が混ざりあうよう治療をします。
また自律神経を調整するのも重要なポイント。

ほてりは、重病というわけではありませんが、
1,2回の治療で治るというものではありません。

身体の根本的な体質を改善していくには、ある程度の時間がかかります。
どのくらいの時間がかかるかは、個人差があります。

これは例ですが、1~2週間に1回の治療を受けて、
変化を実感するのは、3~6ヶ月。
ほんとに改善したことを実感できるのは、1年くらい。

四季のある日本では、一通りそれぞれの季節を治療をして過すことは、
意味あることのようです。




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