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体質改善には定期的・継続的な治療 [瘀血(おけつ)]

こんにちは。青山です。

体質改善には定期的な治療が必要、
ということは、多くの方が理解しているかと思います。

婦人科系を例に上げてみましょう。
たとえば、子宮筋腫があり、経過観察中だったり、
子宮筋腫や卵巣のう腫を切除する手術を受けたけど、
再発防止を望む、
その場合、東洋医学(鍼灸や漢方)を取り入れる女性が増えてきています。

東洋医学的にみると、
これらの症状は瘀血体質と考えられ、
瘀血体質を改善するような施術や処方を行います。
もちろん、一言で簡単に語れるものではなく、
個人差があるので、ひとりひとりに対応した施術や処方を行います。

そして瘀血体質を改善するには、
定期的かつ継続的な施術が必要です。

一度鍼灸治療を受けただけで、瘀血体質が完全に改善するものではありません。
鍼灸治療を受けてみた、そういう経験をした、にすぎません。
(それはそれで有意義な経験だと思いますが。)
また、気が向いた時、暇ができた時に鍼灸治療を受けてみる、ですと、
体質改善の効果は、なかなか出ずらいでしょう。

では、どのくらいの頻度で受けたらいいか?

鍼灸師によっても意見の違いはあるかと思いますが、
最初の頃は1~2週間に一度は受けていただくといいですね。
身体の変化をみて、改善がみられ、良い状態が安定してきたら、
頻度を落とすこともできます。
頻度を落としてみて、やっぱり効果が低下した場合は、
戻します。

体質改善を目的とした場合、最初から1ヶ月に1度くらいだと、
効果を出すのに時間がかかるし、もったいないという感じです。

体質改善を希望する場合、自分の時間を調整して、
本気で取り組まなければ、効果は薄いかな~、と思います。




●青山鍼灸院HP





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鍼灸的に見た子宮筋腫 [瘀血(おけつ)]

こんにちは。青山です。

鍼灸治療で言うと、子宮筋腫はまさに「瘀血症状」

鍼灸的に見た子宮筋腫を持っている方の特徴について
ご紹介します。

下腹部が硬い、抵抗感がある、子宮の辺りが特に硬い。
ケースよっては、筋腫そのものを手で感じる事ができます。
これは筋腫の位置やでき方によります。

足首辺りのむくみが強い。
プヨプヨしたむくみではなく、硬くなってしまったむくみ。
頑固なむくみですね。
また、かかとが厚い肥厚に覆われてしまっていることも。
この辺りは、ツボでも足裏刺激の反射区においても、
婦人科系の領域です。

仙骨周辺のむくみ。
これも、プヨプヨしたむくみより、硬く厚くなってしまっている方が、
良くない状態です。
こういうむくみを改善するには、時間がかかります。

鍼灸治療としては、このような場所が治療ポイントとなります。
血液の循環を良くして、瘀血体質を改善していきます。

子宮筋腫は再発しやすいと言いますよね。
いくら筋腫を手術で取っても、
筋腫を作る体質・身体の傾向を改善しなければ、
また筋腫ができてしまうのです。




青山鍼灸院HP



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子宮筋腫とかかと [瘀血(おけつ)]

こんにちは。青山です。

子供の頭大ほどの子宮筋腫があるKさん、
筋腫摘出手術を受けることになりました。

そこで、手術前に、身体の状態をチェックさせていただきました。
かかとを見ると、分厚い肥厚がかかと全体を覆っています。
厚さは5ミリほど(いやもっと?)。
単なるかかとのカサカサ、ひび割れといったものではありません。
ここまでの肥厚は、初めて見ました。
いつからこうなったのか聞きましたが、わからないとのこと。

かかとから三陰交周辺は、
子宮や卵巣といった婦人科系の状態が現れている場所。
かかとの肥厚だけでなく、むくみもかなりありました。
しかも、硬いむくみで、押しても戻らず、あとが残る。
やはり、、、と思いました。

Kさんの手術後、再びチェックさせていただきました。
すると、、、
あの、分厚い肥厚が無いのです!!

Kさんに尋ねたところ、
「手術後、病院で初めてシャワーを浴びた時、
かかとの肥厚が、ごっそり取れたのよ~。
ほんと、びっくりしたわ~!」

・・・鍼灸師としては、見たかった!(ワクワク)

今まで、子宮筋腫をお持ちの女性をたくさん診てきましたが、
子宮筋腫があれば必ずしもKさんのように厚い肥厚があるわけではありません。
筋腫の大きさや状態などにもよるのかもしれませんし、
Kさんが、身体の内側の状態を外に表わす力が強いのかもしれません。
でも、かかとの状態は、よくチェックをしておいたほうがよいかと思います。

むくみはどうなったかというと、、、
手術後も硬いむくみはありました。変わらず、といったところ。
子宮筋腫を取ったからといって、
体質が変わるわけではありません。
むくみはそれを象徴している感じがしました。




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目の下のクマ [瘀血(おけつ)]

こんにちは。青山です。

目の下のクマにお悩みの方も多いことでしょう。
このクマは、目の下のみの問題ではありません。
身体の状況を表わしているものと言えます。
東洋医学では、瘀血(おけつ)のサインでもあります。


血行が悪かったり、
疲れがたまっていたり、
目を酷使しすぎたり、
不規則な生活、
バランスの悪い食生活、
ストレス、、、

などで、目の下のクマが悪化しやすい、
ということを実感されていることでしょう。

応急処置としては、コンシーラなどで隠すことでしょうが、
やはり根本的解決は、これらを改善し、
より身体全体を健康な状態にすることです。

実際の鍼灸治療中、
目の下のクマの部分に打たなくても、
全身の状態が改善されていくにつれ、
クマが薄くなっていきます。




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瘀血(おけつ)とは? [瘀血(おけつ)]

瘀血(おけつ)とは、

本来、体の中をサラサラとスムーズに流れるはずの血液が、
体のあちこちで滞ったり、
血液そのものが汚れてドロドロした血になり、流れにくくなった状態を、
東洋医学では「瘀血(おけつ)」といいます。

瘀血は循環全体のこともあれば、特定の場所に現れることもあります。
そしてこの瘀血が体にさまざまな症状を引き起こします。

月経痛・月経不順・婦人病
もともと多量の血液があつまる子宮や卵巣、またその周辺の骨盤内は
とくに瘀血になりやすいところです。
ここに瘀血があると、月経痛や月経不順をひきおこしたり、
不妊の原因となることもあります。
また、子宮筋腫や卵巣脳腫、子宮内膜症なども、
東洋医学では瘀血の症状と考えられています。

冷え症
瘀血が冷えの原因になることもあれば、冷えることで瘀血をひきおこすこともあります。
瘀血の状態は、血液の循環が悪くなっているわけですから、
ただでさえ循環が悪くなりやすい末端部分(足先・手先)は、
とくに冷えやすいのです。
また、下腹部に瘀血があれは、そこの循環が悪くなるので、
お腹が冷えるという症状がでるのです。

肩こり・腰痛
血行不良により、その部分に必要な酸素や栄養素が運ばれず、
回収されるべき老廃物がたまることで、
凝りや痛みといった症状がでてきます。
「マッサージなどをされている間は気持ち良いのだけど、またすぐに凝っちゃう」
ということをよく聞きますが、
瘀血という体質が改善されないかぎり、再発しやすいのです。

肌のくすみ・吹き出物
これらは、瘀血のサインともいえます。
瘀血があると、血液循環が悪くるため、肌がくすんだり、
シミや吹き出物ができやすくなります。

更年期障害
女性は閉経前後にホルモンのバランスがくずれ、
更年期障害といわれる症状がでてきます。
それに加えて瘀血があると、より重い症状になってしまいます。

生活習慣病
動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞などは、血液の循環が直接関係します。
瘀血があるということは、血液の循環が悪くなっているということ。
これらになりやすい要素があるということです。
また、糖尿病はドロドロした血の代表といえます。
肝機能障害も、瘀血と密接な関係があります。


東洋医学では、血液がサラサラ健康的に流れる事を、
とても重要視しています。
健康の土台とも言えますね。





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