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帯状疱疹 [病気・症状まとめ]

こんにちは。青山です。

水ぼうそう(水痘)は、ご存じのことと思います。
水ぼうそうとは、
水痘帯状疱疹ウイルス(すいとうたいじょうほうしん:ヘルペスウイルス属の1つ)に
乳幼児期に初感染したもの。

水ぼうそうが治っても、このウイルスはすべてなくなったわけではなく、
身体のいろいろな神経節の中に潜んでいます。
(このウイルスは神経節が好きだそうです。)

普段はおとなしくしている水痘帯状疱疹ウイルスですが、
加齢、ストレス、疲労、発熱などにより免疫力が低下すると、
潜んでいたウイルスが活発になり、
神経節の神経に沿って皮膚や神経を攻撃しながら増え始めます。
これが帯状疱疹です。

症状としては、
ウイルスの皮膚への攻撃によって水ぶくれなどのブツブツが現れ、
また、神経への攻撃によって強い痛みが起こります。

帯状疱疹が出る場所は、胸から背中、腹部などによくみられます。
他には顔や手、足、耳にも現れます。
さらに、症状が現れるのは体の左右どちらか片側だけであり、
一度に2ヵ所以上の場所に現れることはほとんどありません。
片側だけに出る、というのは、帯状疱疹の特徴のひとつです。

治療法としましては、
抗ウイルス剤や副腎皮質ホルモンなどを投入しますので、
専門の医療機関で治療を受ける必要があります。

また、帯状疱疹のアフターケアに、
鍼灸治療はとても有効です。

今まで多くの患者様をみてきましたが、
過去に帯状疱疹の経験がある方、けっこういらっしゃいます。
多くの方に、帯状疱疹の痕が見受けられますが、
鍼灸治療をしていくうちに、だんだん薄くなっていきます。



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関節リウマチ [病気・症状まとめ]

変形性関節症と並ぶ、関節痛の2大原因のひとつが関節リウマチです。
同じように関節痛を伴いますが、大きな違いがあります。
それは原因が、自己免疫疾患だという点です。

自己免疫疾患は、
自身の体を攻撃してしまうのですが(免疫異常)。
そのうちの関節に起こる症状が関節リウマチです。

進行すると関節の組織が破壊され、
痛みや腫れがひどくなり、指が変形するなどして
日常生活に支障をきたすこともあります。
早期発見と専門医による治療がポイントとなります。

関節リウマチの患者は、女性が7~8割を占めています。
理由については、女性ホルモンが関係していると考えられていますが、
まだはっきりとは解明されていません。

また年齢面でも、比較的若いころから発症する人が多く、
30~50代の働き盛りに多くみられます。

最初は両方の手や足の指の関節が対称的に腫れて、
とくに朝、こわばるようになります。

また、人によっては膝関節や股関節など大きな関節にも病変が進み、
水が溜まり、動きにくくなり、
痛みのために日常生活に困難をおぼえるようになります。

関節リウマチは、関節だけの病気ではなく全身病ですので、
貧血症状がでたり、体がだるくなったり、微熱がでることもあり、
こうなると症状が悪化します。

関節リウマチの診断・治療は、専門医に診てもらう必要があります。
早期発見・治療が大切です。

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関節のこわばり [病気・症状まとめ]

朝起きたときや長時間同じ姿勢でいたあと、
膝や肘、手首、指などの関節が動きにくかったり、
こわばりや痛みを感じたことはないでしょうか。
とくに寒い時期には、関節の痛みもいっそう感じやすくなります。

こうしたこわばりや腫れ、痛みがあったら、
関節に炎症が起きている可能性があります。
関節痛(関節炎)は、さまざまな原因から起こります。
その代表的なものが、変形性関節症と関節リウマチ。
また最近は、中高年からスポーツを始める人に、
過度の運動による関節障害が増えています。

この3つは、同じように関節痛を伴いますが、
まったく違う病気でそれぞれ対処の仕方も異なります。

関節痛の原因でいちばん多いのが、
関節の老化ともいえる変形性関節症です。
関節は、軟骨がクッションとなってスムーズに動くようにできています。
その軟骨が加齢とともにもろくなり、欠けたりすり減ったりして、
周囲に炎症を起こすのです。

変形性関節症がもっとも起こりやすいのは、膝。
膝は、立っているだけで全体重のほとんどを支えています。
座ったり立ち上がったりするときにも、大きな力が加わります。
さらに加齢によって足の筋肉が衰えると、
膝への負担がいっそう大きくなるため、膝痛を起こす人が多いのです。
また体重の重い方は、膝への負担も大きいものです。

変形性関節症の予防のポイントは、
・関節に負担をかけない生活をする
・適度な運動で関節を柔軟にし、さらに周辺の筋肉を強化する

また、朝起きた時、こわばったり動きが悪い方は、
関節やその周囲をよくさすって血行を良くしてから動くようにしましょう。


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ブロック注射 [病気・症状まとめ]

こんにちは。青山です。

当院の患者様のEさん、
ある日突然、臀部から太ももの裏にかけ、
動けないほどの痛みとしびれが出てました。

緊急で近くの整形外科に行ったところ、坐骨神経痛と診断。
そして「血管を広げ、血流をよくする効果がある」と言われ、
ブロック注射を受けました。
これである程度痛みは引いたそうです。

それから数日後、再び痛みとしびれが出て、動けなくなりました。
最初の症状より悪くなっていたそうです。

たぶん、、、
ブロック注射で痛みが緩和されたため、
それほど安静にはせず、普通に生活をした。
しかし、患部は治ってたわけでなく、
動いたために悪化した。

そして、ブロック注射の効果が切れたため、
本来の痛みやしびれが出てきた、、
ということではないかと思われます。

ブロック注射は、痛みやしびれの感覚をやわらげるもので、
根本的に治療をするものではありません。
ですから、ブロック注射をして痛みが緩和したからといって、
どんどん動けば、悪化するわけです。

ブロック注射というものが、どういうものか、
しっかり理解した上で受ける必要があるだろうな、と思います。





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【実例】クッシング症候群 [病気・症状まとめ]

クッシング症候群のため、副腎摘出手術をしたMさん(女性)を
ご紹介します。

クッシング症候群とは、
血中に副腎皮質ホルモンであるコルチゾールが増加したときに起こる症候群。

クッシング症候群の症状を見てみると、
満月様顔貌(ムーンフェイス)、高血圧、肥満、糖尿病、
などが上げられます。

クッシング症候群は副腎皮質の腫瘍や下垂棒線腫のため起こるのですが、
Mさんは副腎皮質の腫瘍でした。

実は、Mさんは、別件で病院へ通っていたのですが、
クッシング症候群だったとは、誰も全く気づきませんでした。

では、なぜ見つかったか?

Mさんは胆石の検査のためレントゲンを撮りました。
そこで、たまたま写った副腎がおかしいことを医師が気付き、
検査をして、クッシング症候群だとわかったのです。

確かにMさんは、高血圧でした。
でも、まさかクッシング症候群のせいで高血圧だったとは、
誰も想像しなかったわけです。

手術前のMさんは、
とっても元気でタフ、ガンガン仕事や遊びをこなしていました。
でも、ぜんぜん疲れない!

いろいろな人に「すごく肩がこってますね。」と言われるけど、
ぜんぜん自覚症状無し。
肩こりを感じたことがありませんでした。

「疲れって、何?肩こりって、何?って感じだったのよ~~~!」とMさん。

でも、それがまさか副腎皮質ホルモンが出過ぎているためだったとは、、、。

いろいろ調べてみると、
「一目でクッシング症候群だとわかる顔つきです(ムーンフェイス)」
なんて書かれているけど、
そうとは限らないんじゃないかな~?
だって、だったらすぐにクッシング症候群だと医師が気づくでしょ。
なかなか発見されにくい病気だそうです。

もう一人、クッシング症候群だった人(男性)を知っていますが、
この人は、4つ目の大学病院でやっとクッシング症候群だと診断されました。
発見がもうちょっと遅かったら、命が危なかったそうです。

さて、手術後のMさんはといいますと、、、

クッシング症候群は、手術をした後がとても辛い病気です。
なぜなら、残った方の副腎は副腎皮質ホルモンを出す能力が低下しているため、
体内の副腎皮質ホルモン量が足りません。

薬で副腎皮質ホルモン補うのだけど、
薬を取り過ぎれば残った方の副腎の働きが回復するようにならない、
だから薬の量を取り過ぎないようコントロールし、
残った方の副腎の機能を回復させる必要があります。

残った方の副腎の機能が低いので、体内では副腎皮質ホルモンが不足気味、
そのため、関節や筋肉など身体のさまざまなところに痛みが出ます。
Mさんもそうでした。

Mさんは、薬を飲まなくていいようになるまで、
すなわち残った方の副腎の機能が回復するのに、
約2年、かかったそうです。

鍼灸治療の話もしましょう。
Mさんが当院にいらしたのは、術後のケアのためでした。

もちろん、西洋医学的ケアはしていましたが、
鍼灸治療も何かのサポートになれば、とのこと。

鍼灸治療としては、副腎は五臓の「腎」の領域。
しっかり腎を補う治療をしました。
そしてさまざまな関節や身体の痛みの緩和のための治療もしました。

最初の頃、背中の腎のツボを軽く触っただけで、
「いたたたた~っ」とおっしゃっていましたが、
いつの間にか言わなくなりましたね。

クッシング症候群が完治したMさんですが、
今でも身体のメンテナンスのために定期的に治療にいらしていただいています。

Mさん、とにかく肩こりが辛くてたまらないそうです。
これは普通の肩こりです!
もともと頑固な肩こりががあったけど感じなかったのは、
副腎皮質ホルモンの過剰のせい(お陰?)だった。
正常値となった今では、人並みに肩こりを感じるのです。

「これが肩こりかあ~!辛いよ~。」とMさん。

でも、タフなところは、以前と変わらないようです。




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