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毎日便通があっても [お腹の話]

こんにちは。青山です。

ある患者様との会話から、、、

「けっこう、お腹が張っていますね。」

患者様
「えっ?、、毎日、出ているんですけど。。。」

そう、多くの方が、毎日便通があれば、お腹に問題は無い、
と思っていらっしゃるようです。

毎日便通があっても、
腸の中に、便が残っていることもあります。
昨日の、いやそれ以前の分が出ている可能性もあります。
実際、お腹をさわって、残っているのを感じたりします。。。

長く滞在すれば、ガスを発生し、お腹が張ることもあるでしょう。

もちろん、毎日お通じがあるのは、とてもいいことですが、
それだけじゃない、たまっていることもあるのです。


青山鍼灸院HP

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第二の脳 [お腹の話]

こんにちは。青山です。

第二の脳といえば、、、腸。
腸は「考える」器官として、第二の脳と呼ばれています。

腸の中に入ってくるものには、身体にとっていいものも悪いものもあります。
腸は、何が身体に良くて何が悪いのかを記憶することができるのです。

また、脳内の神経伝達物質であるセロトニンやドーパミンは、
腸で作られています。

さらに、腸は多くの神経や血管が集中している器官であり、
緊張やストレスが強いとその影響をもろに受けやすいのです。




青山鍼灸院HP

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過敏性腸症候群 [お腹の話]

こんにちは。青山です。

鍼灸治療をする上で、患者様に便通についてもお尋ねします。
その時、便秘だったり下痢だったり、、、という方、
けっこういらっしゃいます。

「何日か出なくて、、やっと出たと思ったら、今度は下痢で。。」

特別に腸の病気はなく、便秘と下痢を繰り返す、
これは「過敏性腸症候群」の一種です。

以前は、「過敏性大腸症候群」と言っていましたが、
(私が習った時は、こっちでした。)
大腸だけではなく小腸にも関係することなどから
「過敏性腸症候群」呼ばれるようになりました。

さて、過敏性腸症候群とは、
腫瘍、潰瘍、炎症性腸疾患といった疾患がないのに、
下痢や便秘、お腹にガスがたまるなどといった症状があること。
今、とても増えていると言われています。

過敏性腸症候群にはいくつかのタイプがあります。
●不安定型・下痢便秘交替型
●慢性下痢型
●慢性便秘型
●ガス型

では、過敏性腸症候群になる原因は何か?主なものとして、
●ストレス、過労
●生活の乱れ(不規則な生活、暴飲暴食、など、、、)
●自律神経の乱れ、精神的不安
などが上げられます。

治療としては、原因をつきとめ、それを改善する必要があります。
あまりにも重症の場合は、専門の医療機関に行く必要があるでしょう。

また、それほど重い症状で無い場合、
気づかない人や、気にしない人もいます。

腸の健康は、身体全体へ影響しますし、
悪化する前に、改善した方がいいのは当然のこと。

腸が健康であること、とても大切ですね。




●青山鍼灸院HP






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腸の動きを活発に [お腹の話]

こんにちは。青山です。
腸の動きを活発にする簡単な体操をご紹介します。

●リフレッシュ体操3:膝立て倒し

仰向けに寝て、両膝を立て、両膝いっしょに右に倒したり左に倒したり、交互に繰り返します。
膝立て倒し膝立て倒し
私は1秒くらいのペースで交互に倒しますが、もっとゆっくりでもいいです。
腰が硬い人は、無理のないようゆっくりやって下さい。
回数:30~50往復 (もっとやってもOK)

ひねることにより、腰およびお腹がほぐれていきます。
腰痛がある方、ウエスト周りが気になる方、便秘がちな方はぜひやって下さい。


●リフレッシュ体操6:全身クロス

写真のように、腰を中心に身体をひねります。
全身クロス
腰・殿部・脚の外側ライン・胸のストレッチ
10~30秒キープ(もっとやってもOK)
ひとつのポーズで多くの筋肉が伸びるお得なストレッチです。


●足三里から足首にかけてのライン、ここは胃腸に関係する経絡。
胃腸、足の疲れ、むくみなど、足全般の血流に関係する場所です。

ここをツボ刺激する時、
押している手・指をグイグイ動かすのではなく、
押されている足のつま先を動かすと(写真のようにポイント-フレックス)
これまた押している手が疲れず、かつ効果的。
足三里足三里



青山鍼灸院HP


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お腹をさわられるのがイヤな子が、、、 [お腹の話]

こんにちは。青山です。

ある患者さんのお子さん:Kちゃん(3才)、
お母さんの鍼灸治療の時、いっしょにやってきました。
お母さんの治療中、Kちゃんはいい子にして待っています。

ふと、Kちゃんのお腹を見ると、なんだかパンパンに張っています。

Kちゃんのお母さん
「この子、便秘なんですよ~。」

私がKちゃんのお腹に手をあてようとすると、
Kちゃんはいやがりました。

Kちゃんのお母さん
「この子、お腹さわられるの、すごくいやがるんです。」

そこで、
足(特に胃経)、背中、腕などをなでて、気の流れを整えました。

その後で、Kちゃんのお腹に手をあてようとしたら、
今度はOKのようです。

Kちゃんのお腹を時計周りに、軽くやさしくクルクルクル。
Kちゃん、大丈夫なご様子。

治療時間(治療ってほどのことじゃないけど)、全部でせいぜい5分くらい。

この後、鍼灸院からの帰り道、(家の最寄り駅で)
Kちゃんは、特大のうん〇をしたとのことです。
よかったね。

お子さんって、気に敏感なんですよね。
ちょっとやっただけで、すごく反応する。

それと、いきなりお腹をさわられたくない、
これって、大人にだってアリ。
特に悪い所は、さわられたくなかったりする人、結構います。
ある意味身体としての自然の反応かもしれません。

当院では、
いきなり患部を攻めるより、
遠い所から、周りから、徐々に攻めていく。
この方が、安全で、且つ、効果大なんです。

Kちゃんの経過をみて、改めて実感しました。







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