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低栄養 [食生活]

低栄養とは、
健康な体を維持するために必要なエネルギー、栄養素が足りない状態や、
筋肉や皮膚、内臓などをつくるたんぱく質が不足した状態のことをいいます。

高齢になると、ものをうまく食べられなくなったり、消化機能が落ちたりして、
栄養や水分を十分に摂れなくなることがあるため、低栄養に注意が必要です。

低栄養の代表的な症状
・体重減少
・骨格筋の筋肉量や筋力の低下
・元気がない
・認知機能の低下
・免疫力の低下(例:風邪など感染症にかかりやすく、治りにくい
 傷や褥瘡(じょくそう:床ずれ)が治りにくい)
・下半身や腹部がむくみやすい
・骨折の危険増
・脱水症状(食事量が減ると同時に水分の摂取量も減るため)

低栄養でも自覚症状がないことも多く、
本人も周囲も気づきにくいことがあります。
低栄養の指標として、体重の変化やBMI、血液検査値が用いられます。
血液検査では、
血清アルブミン値、血中総コレステロール値、血中ヘモグロビン値
などが、高齢者の栄養状態を評価する目安になります。

高齢者に多い低栄養ですが、
若い人にみられることもあります。
若い人の低栄養には、ストレスなどによる食欲低下、拒食症、
過度なダイエットによる栄養不足、
偏った食生活による栄養不足など、
さまざまな問題があります。

低栄養を改善するには、バランスの良い食生活が必要です。
それがすんなり実行できる人もいれば、そうではない人もいます。
後者の場合は、何か根本的な原因があるかと思います。
そこから改善する必要がありますね。


青山鍼灸院HP

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