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気・血・津液 [鍼灸治療・東洋医学]

東洋医学では、
気・血(けつ)・津液(しんえき)の3つの要素が、
人体を構成し生命を維持すると考えます。

気・血・津液は、
水穀の精微(すいこくのせいび)=飲食の栄養分を脾胃が取り込み、
空気を肺が取り込み、これらを合わせて生成されます。

気は生命活動の基本となるエネルギーで、
原気(げんき)、宗気(そうき)、営気(えいき)、衛気(えき)の
4種類があります。

血は、水穀の精微から生成された赤い液体。
血管を巡り、全身に栄養を与えます。
解剖生理学の血液と似ていますが、
赤血球、白血球、血小板、、、といった区別はなく、
血液とイコールではありません。

津液は、体内の血以外の水分です。



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春の冷え [鍼灸治療・東洋医学]

こんにちは。青山です。

温かくなったと思うと寒くなったり、、、
春は三寒四温といいますね。
そんな季節の変わり目も、冷え対策が必要です!!

春に特に多いのは、油断による冷え
この時期は、とかく気温が不安定。暖かかったり寒かったり。
「暖かい」に合わせた服装をしていると、
急に寒くなったときどうすることもできず、
冷えが身体に入ってしまいます。

また暖かくなってくると、ついつい必要以上に薄着になる人もいますよね。
冷静に気温をみると、そこまで暑くはないのに、、、と思います。

それに、少しでも暖かいと、いきなり電車やビルに冷房が入ったり。
まだ夏じゃないのに、もう冷房いれるわけ~?
ということがこれから起こってきます。

服装は、温度調節が効くよう工夫をしてください。
マフラーやショールなどはとても役に立ちます。
足元はぜったい冷やさない。
素足にミュールなんて、もってのほかです!!

もうすぐお花見のシーズン。
夜の花見に行く人、要注意です。
花冷えといいますよね。
夜冷えるのはもちろんのこと、
長い時間外にいることで、冷えが身体にしみ込んでいくのです!
足の裏から大地の冷たさが、入り込んできます。
夜の花見には、真冬の装いで行きましょう。
使い捨てカイロも上手に利用してみてくださいね。


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花粉症にも全身治療を [鍼灸治療・東洋医学]

こんにちは。青山です。

花粉症の方の多くが、症状が強く出ていなくても、
すでに花粉を感じるころになりました。

花粉症の方の治療をしていると、
共通している特徴がいくつかあります。
その代表的なものが、

・頭がブヨブヨしている
・足の指が冷えている、弱い

頭にはツボがたくさんあります。
鼻のツボもありますが、
それだけでなく、もっと広い範囲でブヨブヨするケースが多いですね。

また、足の指は、足ツボ的には、頭のツボ。(鼻・耳・目なども含む)
関連性があるんだとつくづく感じています。

そして、これらの場所が治療ポイントでもあるのです。

鼻=呼吸器系、五臓でいえば肺、
経絡では、肺経・大腸経が上げられます。
でも、実際のところ、こういった呼吸器系だけでなく、
もっと広い範囲で体に反応が出てます。

そもそもアレルギーは症状が出ている場所のみの問題ではなく、
体全体に関係していることです。
部分的な治療だけでなく、体全体の調子を整えることが大切です。



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遠導刺(えんどうし) [鍼灸治療・東洋医学]

こんにちは。青山です。

遠導刺(えんどうし)とは、
患部から離れたツボに鍼を打つこと。

たとえば、

胃腸が悪い時、足のツボを使う(代表穴:足三里)
腰の痛みに、足のツボを使う(代表穴:委中(いちゅう))
内臓の病に、背中のツボを使う
肩のコリに腕、手のツボを使う(代表穴:合谷)
ものもらいに、手のツボを使う(代表穴:合谷)
痔に、頭のツボを使う(代表穴:百会)
・・・
まだまだたくさん例はあります。

鍼灸治療を受けられている方は、おわかりだと思いますが、
遠導刺は、鍼灸治療において、
ごく当たり前に使われているのです。

私の場合、患部しか治療をしない、ということはなく、
必ず遠導刺を取り入れていますね。



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仙人 [鍼灸治療・東洋医学]

こんにちは。青山鍼灸院のaoyamaです。

鍼灸医術のバイブルと言われる
「黄帝内経」の上古天真論篇第一 に
天地とつながり、陰陽の変化、規則をよく把握し、
自然の法則に順応し、不老不死の養生方法を実現した
といわれる仙人が出てきます。

この仙人には四種類あります。
レベルの高い順にご紹介します。


真人
心身ともに天地の運行に溶け込んで状態となり
その寿命は天地と同じく無限である。


至人
天地の大道をかない、その寿命を可能な限り延ばすことはできる。


聖人
心身ともに過労せず、百歳以上の寿命が享受できる。


賢人
自然の正邪をわきまえ悪い気にあたらないように気をつけ長生きできる



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