五行論6:五臓六腑「心」を例に [鍼灸治療・東洋医学]
五臓六腑は単独で存在するのではなく、それぞれ関係を持っています。
心(心臓・五行の火)を例にしてみましょう。
鍼灸治療では、心臓が悪いからといって、心臓のツボだけに鍼をするわけではありません。
他の臓腑がどのようになっているか、詳細に見ていきます。
たとえば、心拍数が速くバクバクしてしまうという場合、
心の機能が行き過ぎている、亢進しているわけです。
そんな時、行き過ぎを抑えてくれる相手って?
そう、火と相剋関係にあり、自分を剋し抑えてくれる水、
すなわち腎の機能が必要になります。
ところが、もし腎の力が弱い場合、心の行き過ぎを抑えることができなくなります。
こんな時、心の行き過ぎを抑える治療だけをするのではなく、
弱い腎を補う必要があるのです。
これは説明のための簡単な例ですが、
こんな感じに五行論を使って、治療をしたりしています。
同じ様な症状といっても、人それぞれ微妙に違うわけです。
ですから鍼灸治療では、オーダーメイドの治療が必要。
また、それが鍼灸治療のおもしろいところでもあります。
青山鍼灸院HP
心(心臓・五行の火)を例にしてみましょう。
鍼灸治療では、心臓が悪いからといって、心臓のツボだけに鍼をするわけではありません。
他の臓腑がどのようになっているか、詳細に見ていきます。
たとえば、心拍数が速くバクバクしてしまうという場合、
心の機能が行き過ぎている、亢進しているわけです。
そんな時、行き過ぎを抑えてくれる相手って?
そう、火と相剋関係にあり、自分を剋し抑えてくれる水、
すなわち腎の機能が必要になります。
ところが、もし腎の力が弱い場合、心の行き過ぎを抑えることができなくなります。
こんな時、心の行き過ぎを抑える治療だけをするのではなく、
弱い腎を補う必要があるのです。
これは説明のための簡単な例ですが、
こんな感じに五行論を使って、治療をしたりしています。
同じ様な症状といっても、人それぞれ微妙に違うわけです。
ですから鍼灸治療では、オーダーメイドの治療が必要。
また、それが鍼灸治療のおもしろいところでもあります。
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五行論5:五臓六腑 [鍼灸治療・東洋医学]
木火土金水は東洋医学とどういう関係があるのでしょう?
五臓六腑にしみる~なんて言ったりしますよね。
この五臓六腑って知ってますか?
五臓=肝・心・脾・肺・腎
六腑=胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦
です。
この漢字をみて、どの臓器か、だいたいおわかりいただけるかと思います。
ちょっとわかりづらい点として、
・脾は脾臓なんですが、実際の臓器としてはすい臓の働きと考えられています。
・三焦なんて臓器、ないです。 これは臓器ではなく機能とお考えください。
身体の上から下までの水分代謝、流れみたいなものです。
今回は、とりあえず三焦のことは横に置いてすすめていきます。
肝は肝臓、心は心臓、腎は腎臓、胆は胆のう、あとはそのままです。
この五臓五腑(三焦を抜かして)が五行・木火土金水にあてはめられ、
かつ、それぞれの行を陰陽にわけて臓腑が配当されます。
臓が陰、腑が陽。まとめると、
臓(陰) 腑(陽)
木 肝 胆
火 心 小腸
土 脾 胃
金 肺 大腸
水 腎 膀胱
となります。
そして各臓器、前回まで見てきた五行の相生・相剋関係があてはまるのです。
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五臓六腑にしみる~なんて言ったりしますよね。
この五臓六腑って知ってますか?
五臓=肝・心・脾・肺・腎
六腑=胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦
です。
この漢字をみて、どの臓器か、だいたいおわかりいただけるかと思います。
ちょっとわかりづらい点として、
・脾は脾臓なんですが、実際の臓器としてはすい臓の働きと考えられています。
・三焦なんて臓器、ないです。 これは臓器ではなく機能とお考えください。
身体の上から下までの水分代謝、流れみたいなものです。
今回は、とりあえず三焦のことは横に置いてすすめていきます。
肝は肝臓、心は心臓、腎は腎臓、胆は胆のう、あとはそのままです。
この五臓五腑(三焦を抜かして)が五行・木火土金水にあてはめられ、
かつ、それぞれの行を陰陽にわけて臓腑が配当されます。
臓が陰、腑が陽。まとめると、
臓(陰) 腑(陽)
木 肝 胆
火 心 小腸
土 脾 胃
金 肺 大腸
水 腎 膀胱
となります。
そして各臓器、前回まで見てきた五行の相生・相剋関係があてはまるのです。
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五行論4:「木」の相生相剋関係 [鍼灸治療・東洋医学]
今回は、五行の中のひとつ「木」を中心に、
「木」と他の四行とのそれぞれの関係をみてみましょう。
木にとって、
水は、自分の母であり、自分を育ててくれるありがたい五行。
水のお陰で自分の力が強くなります。
火は、自分の子であり自分が奉仕する五行。
自分が燃えて火の力を強め、その分自分の力は弱まります。
土は、自分が剋する相手で、土の栄養分を吸収し、土を弱めます。
木は土より強い存在です。
金は、自分を剋してくる五行で、一番ありがたくない五行。
金に切り刻まれ、自分の力は弱められます。
木にとって、他の四行がそれぞれの役割・立場を持っているわけです。
お隣同志の相生関係は、エネルギーの流れがスムーズな関係、
相剋関係は、摩擦が伴う関係です。
でもだからといって悪いわけではありません。
自分を剋してくる相手は、自分の行きすぎを抑えてくれるものです。
ちょっとカチンとくるけど、自分を戒めてくれる存在って必要ですよね。
ある意味五行の相生・相剋関係は、アメとムチみたいなもの。
補われたり、与えたり、抑えたり、抑えられたり、、、
で、五行のバランスをとっているのです。
そしてこのバランスが大切なんです。
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「木」と他の四行とのそれぞれの関係をみてみましょう。
木にとって、
水は、自分の母であり、自分を育ててくれるありがたい五行。
水のお陰で自分の力が強くなります。
火は、自分の子であり自分が奉仕する五行。
自分が燃えて火の力を強め、その分自分の力は弱まります。
土は、自分が剋する相手で、土の栄養分を吸収し、土を弱めます。
木は土より強い存在です。
金は、自分を剋してくる五行で、一番ありがたくない五行。
金に切り刻まれ、自分の力は弱められます。
木にとって、他の四行がそれぞれの役割・立場を持っているわけです。
お隣同志の相生関係は、エネルギーの流れがスムーズな関係、
相剋関係は、摩擦が伴う関係です。
でもだからといって悪いわけではありません。
自分を剋してくる相手は、自分の行きすぎを抑えてくれるものです。
ちょっとカチンとくるけど、自分を戒めてくれる存在って必要ですよね。
ある意味五行の相生・相剋関係は、アメとムチみたいなもの。
補われたり、与えたり、抑えたり、抑えられたり、、、
で、五行のバランスをとっているのです。
そしてこのバランスが大切なんです。
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五行論3:相生関係 [鍼灸治療・東洋医学]
相生関係
ある五行が他のある五行を 生じたり、育てたり、強めたりする関係を
「相生関係」(そうしょうかんけい)(ある五行が他のある五行を生じる)、
または「母子関係」「親子関係」といいます。
相生関係は、木火土金水の順番で関係がつながっています。
木生火 木は燃えて火を生み出します(木は火の母、火は木の子)
火生土 火は燃えて灰となり土になります(火は土の母、土は火の子)
土生金 土は重なり積もって金(鉱物)を生みます(土は金の母、金は土の子)
金生水 金(鉱物)の間を通って水が出てきます(金は水の母、水は金の子)
水生木 水は草木を育てます(水は木の母、木は水の子)
昨日の相剋関係の星形と合わせると、
どこかで見た模様ですよね。
そう、陰陽師にも出てくる五芒星(ごぼうせい)です。
五芒星は五行の相生・相剋関係を示しているのです。
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ある五行が他のある五行を 生じたり、育てたり、強めたりする関係を
「相生関係」(そうしょうかんけい)(ある五行が他のある五行を生じる)、
または「母子関係」「親子関係」といいます。
相生関係は、木火土金水の順番で関係がつながっています。
木生火 木は燃えて火を生み出します(木は火の母、火は木の子)
火生土 火は燃えて灰となり土になります(火は土の母、土は火の子)
土生金 土は重なり積もって金(鉱物)を生みます(土は金の母、金は土の子)
金生水 金(鉱物)の間を通って水が出てきます(金は水の母、水は金の子)
水生木 水は草木を育てます(水は木の母、木は水の子)
昨日の相剋関係の星形と合わせると、
どこかで見た模様ですよね。
そう、陰陽師にも出てくる五芒星(ごぼうせい)です。
五芒星は五行の相生・相剋関係を示しているのです。
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